今年の東京都内の交通事故による死者数が増加しています
警視庁の統計によると、今年の交通事故による死者数が増加しているようです。
4月3日時点で、東京都内の交通事故による死者数は50人となりましたが、これは、平成26年のデータと比べると、57日も早いペースとなります。
(昨年は、5月29日に、交通事故の死者数が50人となったようです)
交通事故を防ぐには、まずは自動車を運転する人が、細心の注意を払うべきでしょう。
しかしながら、人間、ミスがつきものです。
飲酒運転や居眠り運転等は論外でしょうが、ふとした事が原因で運転ミスが発生することは往々にしてあります。
歩行者等被害者になり得る側としても、交通事故の被害にあわないよう、道路状況等にはくれぐれもご注意を
今年の東京都内の死亡事故の特徴について
今年の東京都内の死亡事故の特徴に関しては、警視庁のホームページでまとめられていますので、よろしければご参照ください。
注目される点とすると、65歳以上の高齢者が、自転車乗車中に死亡事故にあうケースでしょうか。
高齢者の歩行中の死者数は1人減っています(前年比)が、自転車乗車中の死者数は前年比プラス6人と大幅に増加しています。
私も、車の前を走行していた自転車(高齢者が乗車中)が、突如ふらついて、あわや交通事故というのを目撃したことがあります。
交通事故は、被害者だけでなく、加害者の人生にも大きな影響を及ぼすおそれがあります。
そのうち、民事責任に関しては、任意保険に加入していればなんとかなるでしょうが、行政責任や刑事責任は保険でカバーできません。
車を運転されている皆さんも、運転中に自転車(とくに高齢者が乗車中の場合)を見つけたら、くれぐれもご注意ください。