交通事故サポートよくある質問(Q&A)

  1. 交通事故の弁護士相談「アウル東京法律事務所」
  2. 交通事故サポート よくある質問(Q&A)
  3. 頚椎捻挫(むち打ち)・腰椎捻挫
  4. 【むち打ち・頚椎捻挫】バビンスキー(babinski)徴候とは、何ですか?

アウル東京法律事務所で、交通事故や事務所全般に関することでよくご質問(相談)を受ける内容とその回答です。

頚椎捻挫(むち打ち)・腰椎捻挫【むち打ち・頚椎捻挫】バビンスキー(babinski)徴候とは、何ですか?


【ご質問】


バビンスキー徴候とは、何ですか?


【ご回答】


病的反射の一種です。

バビンスキー徴候が陽性となった場合には、錐体路障害が疑われます。

ホフマントレムナーワルテンベルクは健常人でも出現することがあるのに対し、バビンスキーは一般的にそのようなことはないので、信頼性が高い検査方法といえます。


バビンスキー徴候の検査方法

被検査者の足を、ペンなどとがったもので、踵からつま先に向けてゆっくりとこすります。

このとき、足の親指がゆっくりと背屈(足の甲側に反る)し、他の四本の指が開くと陽性となります。

バビンスキー徴候が陽性の場合には、錐体路障害が疑われますので、注意が必要です。


バビンスキー徴候は、むち打ちや頚椎捻挫の後遺症を立証するうえで重要か

ホフマン反射トレムナー反射ワルテンベルク反射の項目でも解説しましたが、これらの病的反射は、末梢神経障害に関するものではありません。

中枢神経障害がある場合に、異常な反応を示す検査方法です。

むち打ちや頚椎捻挫で、12級もしくは14級の後遺障害の等級認定を狙う上では、あまり重要とはいえないと考えられます。


トップへ戻る