交通事故サポートよくある質問(Q&A)

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  2. 交通事故サポート よくある質問(Q&A)
  3. 頚椎捻挫(むち打ち)・腰椎捻挫
  4. 交通事故で、頚椎捻挫もしくは腰椎捻挫になったら、まずは何をすべきですか?

アウル東京法律事務所で、交通事故や事務所全般に関することでよくご質問(相談)を受ける内容とその回答です。

頚椎捻挫(むち打ち)・腰椎捻挫交通事故で、頚椎捻挫もしくは腰椎捻挫になったら、まずは何をすべきですか?


【ご質問】


交通事故で、頚椎捻挫もしくは腰椎捻挫になったら、まずは何をすべきですか?


【ご回答】


まずは、病院で治療を受けてください。
その後、整形外科に定期的に通院されることをおすすめします。
むち打ち・頚椎捻挫相談室に詳しい解説がありますので、こちらもご参照ください。


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ケガをしたら、まずは通院

当たり前のことですが、ケガをしたら、まずは病院で治療を受けることが必要です。

自分の身体を治すためにも、まずは、定期的な通院をすることが必要です。


痛みがあるのに、病院に行くのを我慢してたらどうなるか?

痛みやしびれなど、違和感があれば、できるだけ早期に通院を開始すべきです。

早期の通院は、早期の治療に、そして治癒の可能性にもつながるでしょう。

しかしながら、痛みがあるのに、一時的なものだと思い込んで放っておいたら、後で法的なリスクも生じ得ます。

それが、因果関係の問題です。

交通事故の結果、頚椎捻挫・腰椎捻挫になったという場合には、そのことを被害者が立証しなくてはなりません。

たとえば、事故後2~3日以内に病院に行って、頚椎捻挫もしくは腰椎捻挫などと診断されていれば、それが交通事故によるものであることは、比較的容易に立証できるでしょう。

これに対して、交通事故にあってから、最初に病院に行くまで1か月もかかっていたらどうでしょう?

頚椎捻挫や腰椎捻挫のケースでは、交通事故直後は痛みが出なかったけど、しばらくしてから痛みがでてきた、という話はよくききます。

ですので、事故後、概ね1週間以内に通院を開始していれば、不自然とは言えないでしょう。

これに対して、さすがに1か月は、いささか不自然と言わざるを得ません。

保険会社としても、「これは、交通事故じゃなくて、他のことが原因じゃないんですか」などと言って、因果関係を争ってくるリスクがあります。

きちんとした理由があることを説明して立証していく必要がありますが、ここで因果関係の立証に失敗すれば、1円も受け取ることができなくなるおそれがあります。


我慢というのは、美徳でもありますが、交通事故では我慢する必要はありません。

できるだけ、早期に通院開始されることをお勧めします。


病院には定期的に通院を

同じようなことが、通院の頻度でも言えます。

たとえば、交通事故にあってから、頚椎捻挫で1か月は定期的に通院したとします。

その後、2か月も期間をあけてから、突然、通院を再開したとすると、これまたいささか不自然です。

因果関係のことを考えると、最低でも、月1回以上は病院に通院すべきでしょう。
(慰謝料や後遺障害の認定を考えると、もっと通院すべきですが)


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