【ご質問】
ルーステストって何ですか?
【ご回答】
ルーステストとは、胸郭出口症候群の誘発テストの一種です。
交通事故によるむち打ち被害者の、腕のしびれや痛みといった症状は、胸郭出口症候群が原因となっている可能性があります。
ルーステストの方法
まず、ライトテストと同じように、腕を外転90度、外旋90度、肘を90度曲げた状態にします。
この状態で指の曲げ伸ばしを行います。
これを3分間続けられなければ、陽性となります。
ルーステストの意義
ルーステストは、胸郭出口症候群の判定の上で、重要な検査方法と考えられます。
また、ルーステストで重症とみられる場合(1分以下など)には、手術も考える必要がある場合もあります。
そのため、症状固定の時期や示談をするか否かについては、慎重に見極める必要があります(示談後に手術をすると選択をしても、通常、治療費は支払われません)。