平成27年3月の東京都内の交通事故発生状況
警視庁の統計によれば、平成27年3月の東京都内の交通事故発生状況は以下のようになっています。
※以下の数値は速報値であり、確定したものではありません。
発生件数 | 3202件 |
死者数 | 15人 |
負傷者数 | 3670人 |
うち重傷者数 | 19人 |
うち軽傷者数 | 3651人 |
依然として、交通事故の発生件数は減少している者の死者数が増加しています
平成27年2月の交通事故発生状況に関する記事でもとりあげましたが、東京都内の交通事故の発生件数自体は減少しているものの、交通事故による死者数が増加しています。
前年比では、交通事故発生件数は223件減少、負傷者数についても260人減少しています。
これに対し、交通事故による死者数は、前年比2人増加。
累計でも、交通事故の死亡者数は、前年比16人も増加しています。
平成27年4月3日時点で、交通事故による死者数が50人に達しましたが、これは、前年より57日も早いペースとなります。
交通事故の死者数は、年齢別にみると、65歳以上の高齢者が最も多く、事故の形態としては、歩行中の事故が最も多く、次いで自転車乗車中の事故となっています。
交通事故のうち、多くは避けようがない状態で起こるものでしょうが、注意をしていれば、回避することができるものもあるでしょう。
外を出歩かれる際には、車にはくれぐれもご注意ください。
また、万が一交通事故の被害にあわれたら、適切な損害賠償を受けるためにも、弁護士へのご相談をご検討ください。